今年で6年目。レジェンドアーティストBeres Hammond 主催のクルーズ“love and harmony cruise”は今年も大盛況で5泊6日間ハッピーバイブスに満ち溢れたレゲエクルーズだった。

Text : OKAMAI (https://www.instagram.com/okamai_ja/)
Pic: JUNYA (https://www.instagram.com/junya_thirdeye/) , OKAMAI, Love and harmony cruise Facebook group page


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今年も乗ってきました。Love and Harmony クルーズ!ベレスハモンドのショーを見るのはジャマイカ在住でもなかなか難しい。そんなベレス主催のクルーズで思う存分ベレスを堪能できるし、今年は今までで一番豪華なのではと思うくらいの最強ラインナップ!

Buju bantonにTarrus RileyにChristopher martinも出演。去年ベレスとBujuのジャマイカでのコンサートは歴史に残るくらいの満員御礼だったのは記憶に新しいところ。そこにソカクィーンAlison hindsにBujuの旧友シンガーGhostまで!Massive Bに日本代表として見逃せないのは今年もPikkal from Kingjam soundにダンサーIvan! お馴染みの顔ぶれも嬉しいところ。ニューヨークで活躍するセレクターたちも錚々たる面々。
もちろんすぐにキャビンはSold out。

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レゲエクルーズに数回乗船してる私からするとまず今年の船”Norwegian pearl “が良すぎた。
12階の派手なステージ具合、チェックインチェックアウトの手際の良さ、何よりも食事のクオリティーが素晴らしすぎた。

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1日目

マイアミ出航で船からのサウスビーチの美しい景色を堪能。
隣のクルーズ船にみんなで手を振る。MCが「黒人ばっかのクルーズだけどこれからブジュとターラスをバハマに迎えに行くんだぜ!そっちより俺らの船の方が楽しいぞ〜」と会場のバイブスは明らかにこっちの方が高い。ブラッカニーズ a.k.a Ivanも速攻メインステージで呼ばれ、MCとダンスで会場を爆発させた。

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クルーズではビュッフェ以外も食事がタダなためIvan たちとコースの中華を食べに行ってクオリティにびっくりした。

ドレスコードが何かしらあってこの日はパジャマパーティ。各自おしゃれして会場にGO。



8階でグラマーウェインが女の胸に顔を埋めたり、ワイニーしたりベテランセレクターとなるとさすが沸かし方も一味違う。このクルーズは海外に住むカリビアンが大勢乗るので”ヤードクルーズ”とも言われていてバイブスは常に高い。


2日目
船でジャマイカに向かう日のため終日船内で過ごす。
朝ごはんにアキアンドソルトフィッシュにカラルー、昼もオックステイルにカリーチキン、カリーゴートなどジャマイカ料理が出まくる。

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サッカーやバスケの試合もあって早速Ivan,Chouji君など沖縄チームも参加。海に囲まれてるコートも素敵すぎる。


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夜のドレスコードはオールホワイト。乗ってる人全員”白”の服で圧巻。クルーズのキャプテン、べレスの登場を大勢のバンドメンバーの演奏で待ち侘びる。ついに出てきた元気なベレスの「family!!!」の掛け声で1時間以上の豪華なショーを堪能。みんなに愛されまくってるシンガーベレスの"Rock away"でステージのバックに他界したアーティストの写真が続けて流れ感動倍増。何度も言うけどベレスのショーは何度でも見たいし見に行くことをお勧めする。


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アフターパーティーも3時まで開催。小腹が空いても開いてるビュッフェで食べれるのもクルーズの醍醐味。

3日目。デッキで朝日をみて、明らかに体感温度が暑すぎで、毛穴が一気に開くこの感じでジャマイカにいることを実感。
緑に覆われた美しい大地が見えてきた。オーチョリオスに到着だ。

各自ジャマイカに降り立つ。
印象的だったのがかなりの人がジャマイカの家族に贈り物をと大きいテレビや家財などのギフトもクルーズに積んで運んできてオーチョリオスでおろしていたこと。
そして限りある滞在時間内に美味しいと評判のジャマイカのケンタッキーフライドチキンとパティ(ミートパイのようなもの)、マンゴーを買い漁り、いざクルーズに持ち帰ろうとしたら食べ物は持ち入れずクルーズの外で食べまくる乗船者をたくさん見たことだった。
オーチョリオスの田舎道は何千人ものクルーズ乗船者によって大渋滞だったこと。

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ビュッフェでは大きい鍋にジャークシュリンプが出てて最高に美味しかった。


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出航後ステージでChristopher Martin が"Big Deal"からスタート。カバー曲も披露し、ビッグチューン"MAMA"でライターの嵐、感動の渦に。
この日のドレスコードは”学生服”だったため、大の大人たちがみんな制服姿ではしゃいでるのが良かった。


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Tarrus Riley も学生服でパフォーム。"Human nature""lion pow""superman""protect jah""never leave jah"などこれでもかとヒットチューンを連発。終始会場のボルテージは上がりっぱなし!と言いたいところだが、いつものショーより年齢層も高いため、ターラスが「疲れた?」 「眠たい?」「お腹すいた?」の質問に普段なら「NO!!!」と叫ぶのに会場のおばさんたちが「YES!!」と叫んでてズコッとなったのも面白かった。クルーズで楽しみすぎて疲れてるとはいえ誰もその場を離れないのだけど。


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途中Morgan heritageのGrampsもステージによび故Peetah morganのために手を取り合って新曲も披露。サックス演奏者のディーンフレザーとのtune fi tuneがあったり、誰もが聞きたかった"she is royal"だったりと見どころが多すぎる素晴らしいショーだった。


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https://www.youtube.com/shorts/sTaBR-yJqYU


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ステージショーの後のパーティーはセレクターたちも学生服や、ひねって校長先生の格好などで観客を楽しく教えていたダンスだった。


4日目 

船はバハマに向かっている。 
ドレスコードは"自分の国”。フラッグパーティでAlison Hindsパフォーム前にPikkalが登場。今回もメインステージで数回プレイしているし、何せダンサーのIvanやオフィシャルカメラマンのJunyaまでも船内の人気度が半端ない。会う人会う人が写真を頼んでくる状況だ。junya がジャマイカのゲットーに水タンクを3つ贈呈したこともirie FM で取材されたりと日本人活躍も今年は目立った。
特にお待ちかね、大人気のPikkalが会場で盛り上げ、旗がたなびきまくり、船をも揺らした最高なステージ。


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Alison hindsのソカタイムもカリビアンたちを十分満足させるパフォーマンスだった。alisonの言うとおり「ジャマイカの音楽は世界中の音楽に影響をもたらしてる」だった。


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一方、裏ではBujuが急遽ティシャツを購入者にサイン&写真会をやっていたため、400人くらいの人が行列を作っていた。これも同じ船に大好きなアーティストが乗ってるという嬉しいところ。クリストファーマーチンも会場内でファンたちの写真サービスをしていた。

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夜は80、90’sナイトにもってこいのghost とbuju Bantonのステージ!90’sファッションの人で埋め尽くされた。


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ghostの高音ボイスが会場中に響き渡り、ステージ前に降りてファンたちと触れ合いながらのパフォーマンスにメロメロになってた女性ファン多数。 


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Bujuのハイボルテージのパフォーマンスに目は釘付け。踊るし、踊らせるし、歓声が終始上がり、”Never been told”は神がかって神聖な空気に早変わりし、"Love sponge"で大合唱。ベレスは休んでてるから出てこないけどと"pull it up"。「respectベレス!Respect ここにいるみんな。だってここ以外の場所にいることもできたでしょ」と会場全員笑顔で、最高すぎるショーだった。Bujuで完全燃焼してしまいその後のパーティーには行けず、過ごし慣れたベッドで深い眠りについた。


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5日目
とうとう最終日。朝8時、バハマのナッソーに到着。ついて早速エメラルドブルーの美しいビーチと名物コンクフリッター(貝のかき揚げにようなもの)堪能。同じカリブとはいい、ジャマイカとは全く違う国を楽しめるのもいい。


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船に戻ってからPikkal率いる大阪チームVS Ivan、Chouji君などの沖縄チームでボーリング大会を楽しんだ。船上のため揺れてますますバイブスアップ。結果は引き分け。来年に持ち越し。


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夜のドレスコードは”仮面ディナー”ということで女性はロングドレスに仮面、男性もスーツとまた違った感じで見てても楽しいディナーを、ドレスコードを学ばない日本人チームと楽しんだ。(今年は襟つきのシャツだっただけちょっとは学んだのかな)

そのあとはこれぞニューヨーク!な選曲で異常に盛り上がり夜中3時までパーティー。

Love and harmony クルーズはハッピーバイブスに満ち溢れた最高なレゲエクルーズです。
沢山の思い出と共に各自、家路についた。
引き続き愛を持って生きましょう🎵

こちらで来年のクルーズブッキングできます。
https://loveandharmonycruise.com/